FIT3リコール連発の罪

酷いものです。

気持ちはわかります。
消費税増税前、なるべく早くリリースすべきだということ。
震災に伴う、開発工程の一時中止や見直し。
新工場の立ち上げ。

但しそれを加味して尚、今のホンダには取り返しの付かない
傷跡が残ってしまったと思います。

結局、自分で使っているFIT3、やはりリコール前は不自然な挙動が有りました。
それが今では、ほぼ感じ取ることも出来ず、非常にいい車だと感じています。

ただその不自然な挙動、それは発売前には気付けなかった類のものかといえば
そうとも思えず、まあこの位で取り敢えず行っとけ的な感じにも思えます。

それを敢えてそのまま、2013年9月5日に発売、年内は完全にアクアの顧客を奪い、
売上3位に落とし、トップを独走するも、2014年上半期には早くもアクアに抜かれ、
通年では3万台もの差を付けられました。

決算ベースで2014年4月から、2015年3月まででは何と、アクア228,375台に対し、
フィット166,433台と惨憺たる有り様。当然ですがホンダ本体にも痛烈なダメージ有り。
結局単純に考えて、全くリコールがなく順調に売れていれば、アクアと同等以上の
売上は出ていたはずで、アクアとの台数差が61,942台なので、フィット1台180万円と
見積もっても111,495,600,000円!!1千百億円以上の損失となっちゃいます。

しかも実際はそれに加え、純粋なリコール対策費用、販売店での対応コスト、そして
それに伴う別車種新型の発売延期による損失、そしてリコール5回という、あまりにも
不名誉な記録によるホンダ離れと。

とてつもない事をやらかしてしまっていますよね。
三菱もかつて、リコール隠しで大問題となり、衰退を招きましたが、今回はホンダが
その道を辿ってもおかしくない現状。

あの当時と比べ、ここまでネット社会が発展しているので、FIT3発売当時から、
初期ロットを買ってしまったユーザーの声が出始めていましたが、そこに対する対応が
話しにならないほど鈍く、そしてその度に場当たり的な対応をしてしまったため、
何回ものリコールを繰り返す失態。

これを仮に、発売を3ヶ月延長し練り直し、せめてリコール1回で販売のダメージ無しと仮定すると、
2013年9月から11月の売上台数が68,904台と、まあ先ほどのアクアとの台数に近い台数になりますが、
旧型フィットもそこまでソコソコ売れています。それを少なめに見積もってひと月8,000台と見ると24,000台、
差台数は44,904台となり、その損失を加味しようが、明らかにもう少し練りなおしていれば
全くの成功作となったはずなのです。しかもFITは本来、ハイブリッド特化のアクアと違い、1.3Lも
あるわけですから、もっと売れていた可能性のほうが大きい。

こうなると最早、経営陣の無能さ、一番の売れ筋となるべき基幹車種をこのような状態で
リリースさせた判断、世間一般に対する認識の甘さが浮き彫りになろうかと思います。

本当に残念でなりません。
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